工場・倉庫の暑さ対策(熱中症対策)

工場や倉庫の暑さの大半は、屋根から降り注ぐ輻射熱が原因です。IS遮熱シートは、屋根の内側に貼って輻射熱を反射するシート型の遮熱材。空気を冷やすのではなく、熱が室内に入る前に止める暑くさせないアプローチとなります。石蔵商店 建材事業部には、累計75万㎡以上・400棟以上の施工実績があり、屋根面内部温度を51.6℃から34.0℃まで下げた実測データがあります。

こんな現場、ありませんか?
  • 夏場の工場内が40℃近くまで上がり、作業員の体調管理に苦労している
  • スポットクーラーや大型扇風機を足しても、根本的に追いつかない
  • 粉塵環境で窓が開けられず、空調服の着用にも制約がある
  • 熱中症による労災リスク・離職リスクを下げたい
  • WBGT(暑さ指数)が基準値を超える日が増えている

工場・倉庫が暑くなる原因とは

工場や倉庫が暑くなる原因は、大きく3つに分けられます(屋根の場合)。

熱の種類(屋根) 仕組み 暑さへの影響度
輻射熱(放射熱) 太陽で熱せられた屋根から赤外線で室内に伝わる ◎ 夏場の熱エネルギーの約93%を占める
対流熱 暖められた空気の流れで広がる ○ 換気で一定の対策が可能(約7%)
伝導熱 屋根材から構造体を通じて直接伝わる △ 接触面が限られる(約0%)

折板屋根の工場では、太陽光が屋根を直接熱し、その熱が輻射として天井から降り注ぎます。空気を冷やすスポットクーラーでは、この輻射熱を止められません。根本対策には、熱の侵入そのものを抑える遮熱が有効です。

断熱と遮熱の違い

断熱材と遮熱材は混同されやすい素材ですが、仕組みが異なります。

断熱

熱の伝わりを遅らせる。時間が経つと熱は室内側に到達する

遮熱

輻射熱を反射して室内に入れない。熱移動そのものをカットする

断熱材を入れても夏場に暑い工場は、輻射熱が屋根から絶えず放射され続けていることが原因。遮熱シートは、その輻射熱を屋根下で反射し、室内への熱侵入を大幅に減らします。

IS遮熱シートによる暑さ対策の仕組み

IS遮熱シートは、高純度アルミ(99%)の表面で輻射熱を最大97%反射する遮熱材です。屋根下や天井裏に貼ることで、太陽熱が室内に届く前にブロックします。

実測データの一例

  • 屋根面内部温度 25.3℃→13.4℃(-11.9℃)。パッケージエアコン設計を想定11台→8台で対応し、空調導入費を約30%削減。
  • 外気温35℃の環境下で未施工40.3℃、施工済み30.1℃を確認。冷房稼働時の外気温との温度差は最大10℃。
  • 現場での屋根裏面測定:サーモグラフィで多くの現場で十数℃・ときに20℃以上の温度差を確認(個別条件で変動)
  • 輻射熱ブロック率:95〜97%

※測定条件・建物構造・環境条件で数値は変動します。

熱中症対策・労働安全衛生への貢献

WBGT(Wet Bulb Globe Temperature)は熱中症の発症リスクを示す指標。基準値を超えると、休憩や作業中止が推奨されます。IS遮熱シート導入後は屋根からの輻射熱が大幅に抑えられるため、WBGTや体感温度の改善につながります。実際の現場では、工場平均温度が外気温を下回る日が多くなったケースも。

現場の制約にも対応

現場の制約 IS遮熱シートでの対応
粉塵環境で窓を開けられない 密閉環境でも輻射熱を反射。
空調服の着用が禁止されている 建物全体の温度を暑くさせないため、個人装備に頼らない
大空間で空調が行き届かない 屋根面全体をカバーし、空間全体の輻射熱を低減
稼働を止められない 土日祝・夜間施工で業務への影響を最小化

他の暑さ対策との比較

比較項目 IS遮熱シート スポットクーラー 大型扇風機 遮熱塗料
対策の考え方 熱を入れない 局所的に空気を冷やす 空気を循環させる 屋根表面で日射を反射
効果範囲 ◎ 建物全体 △ 送風範囲のみ △ 送風範囲のみ ○ 屋根面全体
ランニングコスト ◎ 電源不要 △ 電気代が発生 △ 電気代が発生 △ 塗り替え費用
輻射熱への効果 ◎ 95〜97%反射 △ 限定的 △ 限定的 ○ 表面で反射
耐久性 ◎ 屋根内施工で劣化しにくい ○ 機器寿命に依存 ○ 機器寿命に依存 △ 風雨・紫外線で経年劣化

よくある質問

弊社の実績では、屋根面内部温度を40.3℃→30.1℃まで下げた実測データがあります(物流倉庫様の例)。
建物構造や環境条件で数値は変わりますが、現地調査で建物に合った効果の見通しをご説明します。
建物の条件と安全計画次第で、稼働を止めずに施工できるケースがあります。
大規模工場では各週末や夜間に分けて施工した実績もあり、現地調査で施工方法と工程を確認した上で、現場に合ったプランをご提案します。
屋根からの輻射熱が大きく抑えられるため、屋根下の体感温度(WBGT)を下げます。
さらに、空調と併用することで作業環境全体を改善。熱中症リスク低減や生産性維持につながります。
現状、戸建て住宅や小規模物置、車両・キャンピングカーなどへの対応は行っておりません。
対象は工場・倉庫・物流施設・公共施設・整備工場などの事業用建物です。
工場・倉庫の暑さで、生産性や離職にお悩みではありませんか

熱中症リスクの低減と作業環境改善を目的に、現場条件に合わせたIS遮熱シートの導入をご提案します。実測データや同業種の事例をもとに、具体的な改善効果を個別にご案内します。

お電話でのお問い合わせ 092-622-3033(平日09:00〜17:00)