IS遮熱シートの規格と仕様

IS遮熱シートには、用途・設置場所に応じた4つの規格があります。建物や機械設備、船舶まで、現場条件に合わせて最適な規格を選択可能です。

4規格の概要一覧

規格 用途 厚み 反射率 耐熱温度 主な特徴
GC-R(建築物対応用) 屋根下・天井裏・壁 0.2mm 95〜97% 約-70〜90℃ 7層構造+腐食防止コーティング
GC-M(機械設備対応用) 機械設備・ダクト 0.18mm 95〜97% 約-60〜220℃ 5層構造・高温対応
GC-S(船舶用) 船内天井・壁 0.2mm 93〜95% 約-70〜90℃ 国土交通省認可型式承認(第F-804号)
FP-D(断熱・伝導熱低減用) 壁・天井・冷蔵冷凍庫 5.0mm 95〜97% 約-70〜90℃ PEフォーム芯材で断熱効果を付加

全規格に共通する特徴

  • 高純度アルミニウム(純度99%)を使用
  • 幅1m×長さ50m(ロール/直径約150mm)
  • 不燃材料(国土交通省大臣認定取得済・GC-Sを除く)

GC-R(建築物対応用)

IS遮熱シート:GC-R

GC-Rは、工場・倉庫の屋根下や天井裏、壁面への施工に最も多く使われる規格です。

薄型・軽量で、既存建物への後付け施工にも適しています。

主な用途

  • 屋根下・天井裏:折板屋根・スレート屋根の工場・倉庫
  • 壁面:西日が強い面や高温設備に隣接する壁

仕様

厚み 0.2mm
重さ 243g/㎡(±10g)
構造 7層
反射率/放射率 95〜97%/0.03〜0.05
耐熱温度 約-70〜90℃
仕上げ 両面マットアルミ(片面ドット模様)
認定 不燃材料(国土交通省大臣認定取得済)、防水、腐食防止コーティング有

GC-M(機械設備対応用)

IS遮熱シート:GC-M

GC-Mは、機械設備やダクト周りの放熱対策に特化した規格です。

220℃までの高温環境に対応し、機械の熱放射による周囲温度上昇を抑えます。

主な用途

  • 焙煎機・フライヤー・ボイラー・炭化炉などの高温機器
  • 高圧配管・ダクト
  • 機械周辺の放熱カバー

仕様

厚み 0.18mm
重さ 209g/㎡(±10g)
構造 5層
反射率/放射率 95〜97%/0.03〜0.05
耐熱温度 約-60〜220℃(加工によりさらに高温対応可/詳細は要問合せ)
仕上げ 両面光沢アルミ
認定 不燃材料(国土交通省大臣認定取得済)、防水

GC-S(船舶用)

IS遮熱シート:GC-S

GC-Sは、船舶向け暑さ対策に特化した規格です。国土交通省認可型式承認(第F-804号)を取得しており、船種を問わず施工が可能です。

塩害が想定される環境向けに、腐食防止コーティングで耐久性を強化しています。

主な用途

  • 船内天井・壁、船外壁
  • エンジンルームなど熱源周辺の熱遮断

仕様

厚み 0.2mm
重さ 310g/㎡(±15g)
構造 7層
反射率/放射率 93〜95%/0.05〜0.07
耐熱温度 約-70〜90℃
仕上げ 両面光沢アルミ
認定 船舶難燃仕上材(国土交通省認可型式承認 第F-804号)、防水、腐食防止コーティング有

FP-D(断熱・伝導熱低減用)

IS遮熱シート:FP-D

FP-Dは、遮熱と断熱の両方の機能を持つ規格です。

芯材にPEフォーム(ポリエチレン)を使用した厚み5.0mmの構造で、シート表面の温度差を緩和します。

主な用途

  • 冷蔵冷凍庫の遮熱・断熱
  • 高湿度環境(食品加工工場など)

仕様

厚み 5.0mm
重さ 244g/㎡(±10g)
構造 7層
反射率/放射率 95〜97%/0.03〜0.05
耐熱温度 約-70〜90℃
仕上げ 両面マットアルミ(片面ドット模様)
認定 不燃材料(国土交通省大臣認定取得済)、防水、腐食防止コーティング有

規格の選び方

設置場所と条件から、最適な規格を選択できます。

屋根裏・天井裏・壁面への施工

  • 結露リスクが低い環境 → GC-R(厚み0.2mm)
  • 断熱も兼ねたい → FP-D(厚み5.0mm)

機械設備・ダクトへの施工

  • 220℃までの設備 → GC-M(厚み0.18mm)
  • 220℃を超える設備 → 別途ご相談

船舶への施工

  • 船内・船外 → GC-S(厚み0.216mm・国土交通省認可型式承認)

判断に迷う場合

建物の構造や用途によって、複数の規格を組み合わせることもあります。屋根下にGC-R、機械設備周りにGC-M、結露しやすい壁面にFP-Dといった併用が可能です。現地調査で最適な構成を提案させていただきます。

よくある質問
GC-Rは建築物の屋根下・天井裏・壁・屋外用、GC-Mは機械設備・ダクト用です。
GC-Mは220℃までの高温環境に対応し、機器に巻きつけやすい柔軟性を持っています。コーティング有無と耐熱温度が主な違いです。
芯材が異なります。GC-Rはガラスメッシュファイバー、FP-DはPEフォーム(ポリエチレン)を芯材に使用しています。
FP-Dは5.0mmの厚みで断熱効果を付加し、壁面にも対応可能です。
GC-Sは船舶向けに国土交通省の型式承認を取得した規格です。
建築物への施工は、基本的にGC-Rを推奨します。塩害環境の建築物で特別な対応が必要な場合は、別途ご相談ください。
可能です。屋根下にGC-R、機械設備周りにGC-Mを組み合わせる施工実績があります。現地調査で、建物全体の最適な規格構成をご提案します。
どの規格を選べばよいか、用途に合わせてご提案します

屋根下・機械設備・結露対策など、用途に応じて最適な規格(GC-R / GC-M / FP-D)をご提案します。仕様書・不燃材料認定証のご請求も承ります。

お電話でのお問い合わせ 092-622-3033(平日09:00〜17:00)