研究レポート

IS遮熱シートの効果は、大学・研究機関との共同研究による第三者データで裏付けられています。 コーティング技術・暖房環境・冷房環境・新築設計など、条件を変えた4つのケースで実測・検証した結果を構造化して公開しています。体感ではなく数値で効果を確認できるため、社内稟議や投資判断の材料としてもご活用いただけます。

産学連携の概要

共同研究の体制

  • 東海大学(高橋達教授):建物環境と遮熱シートの熱性能評価
  • 株式会社計(佐々島宏氏):熱流解析・シミュレーション

産学連携の意義

  • 第三者機関による客観的データ:自社計測ではなく、大学・研究機関の体制で実施
  • 複数ケースでの裏付け:条件を変えた2つのケースで効果を確認
  • 稟議・投資判断の根拠:社内説明資料として活用できる形式

独自研究ケース1:
過酷環境下のコーティング
技術性能向上

実験目的

塩害・腐食環境下で、コーティングによる反射性能の維持効果を検証します。

測定条件

  • 試験方法:海水85℃に70日間浸漬
  • 比較対象:アルミ露出シート、通常コーティングシート、過酷環境対応型コーティングシート
  • 評価項目:70日経過後の反射率

結果数値

シート種別 70日経過後の反射率
アルミ露出シート(コーティングなし) 24%
通常コーティングシート 56%
過酷環境対応型コーティングシート 82%

ポイント

塩害環境下でも、過酷環境対応コーティングなら反射性能を高く維持できることが確認されました。海沿いの建物や、船舶用GC-Sのように塩害環境下で長期使用する用途に有効です。

産学連携ケース2:
暖房環境改善

実験目的

冬期の暖房環境において、遮熱シートが室内保温・燃料消費にどの程度寄与するかを検証。

測定条件

  • 対象:事務所棟
  • 計測期間:冬期
  • 比較内容:未施工エリアと施工エリアの設定温度、燃料消費量

結果数値

項目 未施工エリア 施工エリア
同等の体感を得るための設定温度 基準温度 基準温度 -3℃でも同等
暖房燃料消費量 基準値 約30%削減

ポイント

遮熱シートは夏場の遮熱だけではなく、冬場の暖房効率にも寄与することが確認されました。輻射熱が屋根面から逃げにくくなり、設定温度を抑えても同等の体感が得られるため、燃料費の大幅な削減につながります。

産学連携ケース3:
食品保管における冷房環境
改善

実験目的

夏期の食品保管環境において、遮熱シート施工エリアと未施工エリアで、室温・天井温度がどの程度変わるかを検証しました。

測定条件

  • 対象:食品保管倉庫
  • 計測期間:夏期
  • 区分:未施工区間(A)/施工区間(B・C)に分けて温度を実測

結果数値

計測条件 未施工区間(A) 施工区間(B) + エアコン26℃ 施工区間(C) + エアコン26℃ + IS遮熱シート
外気温35℃時の天井温度 35℃ 31℃ 29℃
外気温35℃時の室温 35℃ 31℃ 27℃
区間ごとの最大温度差 0℃ 4℃ 最大8℃

ポイント

同じ屋根構造でも、IS遮熱シート施工エリアでは天井温度・室温ともに大幅に抑えられました。

食品保管に求められる温度安定性の確保や、冷房の負荷低減につながる結果です。

独自研究(監修あり)
ケース4:
新築工場の空調
導入設計

実験目的

新築時にIS遮熱シートを組み込んだ場合に、空調導入台数とランニングコストをどの程度最適化できるかを検証。

測定条件

  • 対象:新築工場(1,300㎡)
  • 想定設計:従来工法での想定空調台数
  • 実際設計:IS遮熱シート施工を前提とした空調台数
  • 監修:株式会社コスモウェーブ 瀬口浩幸氏

結果数値

項目 従来想定 実際
パッケージエアコン設置台数 11台 8台
空調導入費の削減率 約30%削減
温度変化 25.3℃→13.4℃

ポイント

新築案件では、遮熱シートによる輻射熱侵入の抑制を見込んだ空調設計ができます。

過剰な設備投資を回避できるため、新築・大規模リニューアル案件では設計段階からの検討が有効といえます。

実験データの活用方法

社内稟議での活用

第三者の研究環境で得られたデータは、社内説明や投資判断の根拠として活用できます。

  • 効果の数値的な裏付け(体感ではなく実測データ)
  • 測定条件の明示で信頼性を確保
  • 導入シミュレーションと組み合わせて提示
よくある質問
各ケースの詳細な測定条件や結果については、お問い合わせいただければご説明します。稟議資料としてのご提供もできます。
効果は建物の構造や環境条件で変動しますので、現地調査でお客様の建物に合った効果の見通しをご説明します。
新しい規格や施工方法の実用化に向け、継続的に検証を進めています。研究成果は順次、本ページや製品資料に反映していく予定です。
研究データを、貴社の現場でも再現できるかご案内します

大学との共同実験(ケース1〜4)のデータをもとに、貴社の建物・条件に合わせた効果予測をご提示します。実測条件の詳細や追加データのご提供も可能です。

お電話でのお問い合わせ 092-622-3033(平日09:00〜17:00)